A子 このお茶碗、可愛くない?
B子 え〜っ、何か形、歪んでない?
A子 そこがいいのよ!
とても親しみやすくない? 形もしっくり
手に馴染むし、何よりこの優しそうな色が
いいなぁ〜。私を幸せにしてくれそう。
やっぱり長く使うものは、優しくなくちゃ。
ねっ、そう思うでしょ! 見た目じゃないのよ!
B子 いっつも見た目優先で失敗してるもんね。
んっ、ひょっとして、失恋した?
A子 うっ、うっ〜、・・・涙
A子 このお茶碗、可愛くない?
B子 え〜っ、何か形、歪んでない?
A子 そこがいいのよ!
とても親しみやすくない? 形もしっくり
手に馴染むし、何よりこの優しそうな色が
いいなぁ〜。私を幸せにしてくれそう。
やっぱり長く使うものは、優しくなくちゃ。
ねっ、そう思うでしょ! 見た目じゃないのよ!
B子 いっつも見た目優先で失敗してるもんね。
んっ、ひょっとして、失恋した?
A子 うっ、うっ〜、・・・涙
会社員 ふ〜っ、午前中の外回りも終わったし、この
公園でランチにしようかな。
さっきコンビニで買った豆乳とおにぎり♪
豆乳冷たくて美味しぃ〜
青い鳥 ねぇ、何かあったの?
会社員 んっ?
青い鳥 何か、とっても楽しそうに見えるんだけど。
いい事、あったの?
会社員 え〜っと、何かあったっけかな?
う〜ん、心当たりないな
あっ!分かった。
これからきっと良いことあるんだ!
納得
差し歯が外れたり、カレーの味が微妙に塩辛かったり、
苦手な上司とエレベーターで二人きりとか・・・
ネットで注文した商品のお届け日が10日も後だったりすると
自分の何が悪いんだろうかと、ふと考えてしまう
a
でも、そういうことが続いた後には
たいてい良いことがあります。
A子 あっ、万年筆のインクが切れたみたい・・・
B子 へぇ〜、万年筆買ったんだ。
A子 インクの枯れない万年筆ないかな〜
絶対欲しい!
そんな生き方、そんな出会い!
絶対枯れない情熱のインクで二人の夢と
人生をずーっと一緒に書き続けていくの。
私にだけ優しくて書き味はスッキリ、サラサラ
上品で・・・
見た目はクールで高級万年筆みたいな人。
あ
B子 でも〜、そんな夢みたいな人と出会ったら・・・
その出会いだけで一生分の運をぜ〜んぶ
使い切ってしまいそう、クスッ。
妹 ねえ、ねえ、お姉ちゃん。
パパとママ、何か揉めてるよ!
姉 あっ、あれ?
揉めてなんかいないよ、じゃれてるだけ。
妹 でも大きな声で言い合ってるよ。
姉 パパとママはね、お互いの間合いを見切ってるの。
あのまま放っておいても、喧嘩になったことないでしょ。
二人とも剣の達人みたいなもんよ。
妹 ふ〜ん、じゃ仲いいんだ・・・。
姉 当たり前でしょ。
妻 何で豚カツ用のポーク買ってきてって言ったのに
ステーキ用のビーフ買って来るわけ?
夫 お前がいつも豚カツ用の肉は、厚すぎて中まで火が
通らないうちに、ころもが焦げるって言うから
火の通りやすい厚さ重視で、選んだんじゃないか!
妻 しかも何、この値段! 頭大丈夫?
夫 だったら、お前が買いに行けばいいだろうが。
俺はいちいちそんな細かいこと、気にしてられないんだよ!
妻 スーパー行くって言うから、頼んだんじゃない
・・・それ以来、夫は妻に「スーパー行くけど、なんか必要なものある?」とは聞かなくなりました。
こうして、子供達の大好きな豚カツが食卓に上ることは二度とありませんでした。
新米刑事 害者がここに倒れていたと言うことは、ホシノは
こっちに逃走したと思われます。
古参刑事 そうか、ホシはこの路地を駅方向に向かったという
ことか、なるほど。
新米刑事 はい、ホシノはおそらく….。
古参刑事 おい、マカロニ。ホシノじゃなくて、ホシ!
新米刑事 あっ、いえ、血の付いた免許証が落ちてまして
ホシは星野で間違い無いかと。
父 昔お父さんが東北から東京に出てきた頃、中央線を越えて南に
住むのはハードルが高かったんだよ。
娘 どうして?
父 中央線の北口までは、まだ東北の匂いがあってね、だけど
南口だと空気が関西ぽくてさ。
娘 え〜っ、よくわかんないんだけど。
父 今だって、中野も荻窪も吉祥寺も南口の方が陽射しが暖かい
し眩しいだろ。
娘 お父さん、漁村って何?
父 魚を獲る漁師さんが、住んでるところ
娘 お父さんが生まれた所も漁村なんでしょ?
父 マグロで有名な大間という所に近い漁村だよ
娘 じゃあ、お父さんもお魚取ってたの?
父 お父さんの家は公務員だったから、船には乗ったこと
無いんだ
矢寿ひろおはペンネームです。
本当の名前は「やすひろ」で、それを「やすひろお」にしました。
ペンネームを考える時、どうしても矢沢永吉さんの「矢」の字を使いたくて「矢+寿」で
このペンネームに決めました。