娘6歳、息子が3歳のとき。

青森のさらに北のハズレ、恐山の麓の実家から、東京に帰る在来線の特急でのことでした。

指定席が無く、先に乗った人順に座り、途中乗車の人は通路からデッキまで立錐の余地もない状態です。

私たちが乗車した駅から、新幹線の始発駅までは2時間半です。

10分程して、いつもはとても手のかからない親助けの息子がむずがりだしました。

夏の超満員の古いディーゼル車両の、油臭い匂いと人いきれの不快感は息子には耐えられなかったと思います。

親になって6年目の新米夫婦は、どうして良いのか途方にくれ混乱しました。

続く。