用途地域

私の住んでいるところは、用途地域でいうと第一種低層住居専用地域です。

周りに商業施設、駅などは全く無くて低層住居だけです。

イメージとしては、昔はひたすら畑だったところが、3~40年ほど前から少しづつ宅地になっていったんでしょう。

今でも、まだ畑が沢山残っています、今は里芋の葉っぱが立派です。

一見、不便なようですが、これがなかなか具合が良いのです。

自宅勤務なので、駅不要。イラスト制作もPCなので以前のように画材を揃えておく必要も無くなりました。

出来上がったら、メールで送信して終わりです。

もう9月だというのに、今年電車に乗って都心に出たのは5回ほどです。

たまに必要なものは、Amazonで注文すれば翌日午前中には届きます。

何よりいいのは、住んでる人以外は配達の業者さんぐらいしか、道を通らないことです。

ただし、寂しがり屋さんや、お酒飲んでワイワイするのが好きな人には流刑の地でしょう。

夕方、近隣商業地域に、その日呑む分のお酒を買いに行くだけです。

以前は、それでも、都会の空気を感じることは大切と思って、せっせと賑やかで華やかな場所へ行きましたが

最近の駅前再開発で、みんな同じような街ばっかりな気がしてしまいます。

まっ、歳とったということですかね(笑)

フランキンセンス

フランキンセンスの古い畳のような臭いが、懐かしい気がして好きです。

祖母は最後の数年を自宅で過ごしました。

小学校から帰ると、私はよく祖母の部屋にいきました。見舞いでもらった缶詰やお菓子が

あるからです。

暫くおやつを食べていると、祖母は近所の和菓子屋の名前を言い「あそこの団子が食べたい」と言いながら

200円持たせてくれます。

あの頃、団子は一本70円で、それを2本買います。お釣りは私のその日のお小遣いになりました。

毎日では無いにせよ、1日60円のお小遣いは小学2年の私には贅沢なものです。

あれから随分、時が経ちました。

フランキンセンスの臭いは、あの頃の祖母の部屋を思い出します。

ということは…祖母の部屋はカビ臭かったのかなぁ?

糖度

むか〜し、昔。

果物の味は、それはそれは酸っぱいものでした。

私の子供たちが生まれた頃には、もうすでにイチゴは甘かったのです。

なので子供たちは知りません、練乳をかけてイチゴを食べることを。

少し深みのある小皿に並べたイチゴに練乳をかけます。

(まず練乳の缶詰の12時と6時の位置に缶切りで穴を開けます。

そして6時の穴から、練乳をかけるようにイチゴに対して缶詰を傾けます。

しかし、練乳はジェル状なので中々穴から出てきません。

そこで、12時の穴に口をつけ、肺に溜まった空気を慎重に缶詰に吹き込みます。)

今でいうと、シャンプーやコンディショナーを空気圧でボトルから出す要領です。

これにより、私の肺の中にあった空気が私の口腔を通り缶詰に密着した唇から、缶詰

内部に送り込まれ、一部は練乳と混じりながら押し出された

練乳はトロトロと糸を引きながら、イチゴへ垂れていきます。

「糖度」という、耳慣れない言葉が使われ始めた頃から果物は、急に甘くなりました。

(きっと農業試験場の誰かが、果物の甘さを増す画期的な方法に気づき

それを分かりやすく伝えるために「糖度」という、甘さを数値化する言葉を

作ったのです。)